家の大敵シロアリの被害とその傾向について知る

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日本に多く寒さに強い

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日本に元々いるシロアリとしてイエシロアリのほかにはヤマトシロアリがいます。暖かい場所を好むイエシロアリと比べると寒い場所に強い性質を持っています。ヤマトシロアリの分布地域は比較的涼しい地域が多いです。ヤマトシロアリの耐久できる活動温度は6℃から28℃です。それを大きく上回る猛暑には弱いため、その期間には巣ごと涼しい場所を求めて移動します。そのため巣もイエシロアリと違い、かなり小規模で構成されています。湿った場所が好きで、湿潤な土のある場所を好みます。水場が近い水分を多く含んだ土地ではこのヤマトシロアリに警戒するのが重要でしょう。ただ、イエシロアリと違い、加害速度は比較的遅いシロアリです。木の腐食や湿り気のある場所が好きなので、換気の整っていない床下、基礎部分、雨漏りのある場所などが目をつけられる場所と言えます。ヤマトシロアリは主に4月から5月の春に活発に活動します。東北地方などの寒冷地では、6月頃が活動の活発な期間になります。ヤマトシロアリの生息地は北海道にも及び、かなり寒い地域でも適応して生きているようです。しかし、寒さに強いヤマトシロアリでも、北海道名寄市までの分布でそれ以上北には生息していません。イエシロアリには水を運ぶ能力がありますが、ヤマトシロアリにはその能力がなく自分で水を運ぶことはできません。そのため元々水のない場所では被害を拡大することができない傾向があります。換気と湿気の除去が対策に有効です。