家の大敵シロアリの被害とその傾向について知る

外観

海の外からきた外来種

住宅

外来種アメリカカンザイシロアリは、元々日本にいた種類ではありません。日本に元々いたヤマトシロアリやイエシロアリとは違い、外からやってきたシロアリです。その入国ルートは、主に海外から運ばれてきた木材や家具からと言われています。海外にあった家具や木材の中に、アメリカカンザイシロアリが巣食っていたのを連れて来てしまったことで繁殖して日本に居着いてしまったようです。アメリカカンザイシロアリは巣も小さく見つけにくいという特徴があります。すぐ見て気がつくことは少ないため、家具などの搬入の際に見つけるのは難しかったと言えるでしょう。また、イエシロアリなどと違い、アメリカカンザイシロアリの住み家は、点在しています。一箇所ではなく、数カ所に離れた場所で幾つもの群れに分かれて生活しているようです。繁殖速度も相当遅く、数ヶ月の間なら大体10匹にも満たない数しかいないと考えられます。またそれだけ少ないことで、露出や被害も少なく、早期発見することが出来ないのがこのアメリカカンザイシロアリの厄介な点といえるでしょう。徐々に蝕んで家や家具に空洞を作っていくため、侵食されていても気が付かないことも多いのです。日本従来のシロアリと違い、乾材を好んで食べる性質があります。暑さ寒さに極端に強いわけではなく、分布は宮城県から沖縄本島までの24県程度でしか確認されていません。じんわり被害を広げていき、気がついた時には家の耐久がかなり下がっている状況を作り出します。大きな被害としては、アメリカでこのアメリカカンザイシロアリの被害により、中程度の地震で家の倒壊が起きたケースも報告されています。